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会陰切開を避けたい!会陰マッサージのやり方

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妊娠後期から出産時の会陰裂傷のダメージを最小限にするために妊婦さんが行うと効果があると言われているのが「会陰マッサージ」。
会陰(えいん)とは、肛門と外陰部の間にある皮膚の部分で、肛門の上の部分です。
出産時によく伸びれば会陰切開をしなくてよい場合もありますし、柔軟性が無いと裂けて破れてしまうこともあります。

会陰切開自体は陣痛の痛みの方が強くて、切開時は痛みを感じない妊婦さんが多いのですが、出産直後は傷が痛み、排便が行いにくくなる、イスに座るのが痛い等、負担が伴うので
できる限り切開をしない、または最小限の切開に押さえられれば産後の負担が軽減します。

会陰マッサージは、妊娠後期に入ってから。
膣の中に指を入れるマッサージは、妊娠36週以降の正規産以降にスタートしましょう。

最初は会陰の場所がどこなのかわかりづらいので、
鏡を前に置いて、バスタオルをおしりの下に引き、お産の時のように足を広げた体勢で、
場所を確認しながら行いましょう。

慣れてくれば、洋式トイレで足を開いて行うのも良いでしょう。
家族の目が気になる場合は、トイレだと気にせずに会陰マッサージを行う事ができます。

会陰マッサージの方法

  1. 清潔に洗った親指と会陰にマッサージ用のオイルを塗りましょう。
  2. 会陰を外側からクルクルとなでるようにマッサージしましょう。
  3. 親指を膣内に入れて押し下げて、内壁を1分ほど4時から8時の方向にマッサージしましょう。
    慣れない内は親指の第一関節くらいまで挿入。慣れたら第二関節まで入れて行いましょう。

膣に指を入れるのが抵抗がある方は、会陰の外側から行うだけでも効果はありますので
トライしてみましょう。

マッサージ自体抵抗がある方は、コットンにオイルを含ませて、会陰に当てておくだけでもOKです。
ナプキンを当てると下着が汚れずに済みます。

会陰マッサージに適したオイル


[生活の木]有機カレンデュラオイル[浸出油] 70ml
肌が弱い人にも良く合うオイルです。
会陰の傷のケアにも良いです。カレンデュラオイルは傷の修復にも役立ちます。


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