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妊婦期間中、生ハムや生肉は食べないように注意!

raw ham salad妊娠中、生ハムを食べるとトキソプラズマにかかってしまう可能性があります。

生ハムは、サラダや生春巻き・マリネ・サンドイッチやフランス料理などに添えられている事があります。
酸味がきいたソースなどで味付けされていたりと、妊婦さんにも食べやすい食材であることから気にかけていないと、つい食べてしまっていた、ということになってしまう事があります。

トキソプラズマに注意したい食べ物は?

トキソプラズマにかかってしまう恐れのある食材は生ハムの他にもサラミ・カマンベールなどの生チーズ・馬刺し・牛刺し・鳥刺し・熊・鹿・いのしし・ヤギ・スモークサーモン・レバー・ユッケ・火が中まで通っていないレアステーキなどがあげられます。
生肉を食べる文化のある地区に住む妊婦さんは注意が必要です。

しかしながら、これらの食材を食べると必ずしもトキソプラズマにかかってしまう、という訳ではありません。
食した食材がトキソプラズマに感染していた場合に、人の小腸から吸収されることで感染してしまう可能性があるのです。

上記の生肉を食べる場合は、67度以上の熱で加熱して中心部の赤身がなくなるまでしっかり火を通して食べる事が必要です。

トキソプラズマが胎児に感染した場合

トキソプラズマが妊娠中に妊婦を介して胎児に感染した場合、流産や死産になってしまったり、無事に産まれても先天性トキソプラズマ症になってしまう可能性もあります。